世界遺産巡り!今回は『識名園』
【娘と世界遺産巡り!今回は『識名園』】
識名園(シチナヌウドゥン)は琉球王家最大の別邸で、国王一家の保養や外国使臣の接待などに利用された場所。いわゆる「おもてなし空間」
曇り空で少し暗い写真ですが、とても美しかったです。
六角堂の前にかかる小さな石橋は、民藝運動の指導者として知られるあの柳宗悦さんがベタ褒めした逸品!!
石畳が敷かれたかつての船着場や15の部屋をもつ御殿、そこから眺める池や建物や石橋。
つたない創造力を働かせて、当時の風景を思い馳せました笑
明治時代に訪れた外国人教師に「識名園は宝石をちりばめた箱庭だ」と言わしめたという識名園は、平成12年(2000)に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつとして世界遺産に登録。
日本庭園の様式を基本に設計されているのに、園内に作られた石橋や六角堂などは中国風。
異国の様式が混ざり普通はアンバランスになって違和感があるのに、現代にも受け継がれている沖縄の「チャンプルー」文化の力で琉球庭園という、より貴重な美を表しているように感じられます。
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島袋一恵(しまぶくろかずえ)
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